箸休め

Sake-break

自然米を育てる6 〜仕込み編

2015 03.25

どぶろく、仕込みます

  

3月を迎え、蔵の仕込みも終わりが見えて来た頃から福島県郡山の仁井田本家のふれあい体験の造りが始まります。今年はふれあい体験で田植えをして育てた自然米「一本〆」での酒造りです。

    

1週目に麹造り、2週目に仕込み、2週あけて搾りと瓶詰という流れで「田村の濁り」を造ります。私は、2週目の仕込みに参加しました。

午前中に、米の計量 → 洗米 → 水かけ、水切り → 浸漬
漬けている間に、水麹作り。

洗米用の樽です。11班に分かれての作業です。

蒸し用の米を洗米/精米歩合90%の麹/仕込水に麹を入れて水麹づくり

その後、水切り → 計量 → 甑に米をはる 所までやりました。

量は0.1kg単位、時間は、秒単位でキッチリ指示がでます。
洗米はとにかく冷たく、あっと言う間に手はかじかみます。11班に分かれての作業でしたが最後はひとつのタンクに入るもの。手は抜けません。

昼食を頂いている間に、米を蒸し、午後からは蒸米を布にとり、計量、タカスへ広げて手入れ(米を冷まします)、そして水麹のタンクへ投入です。
熱々の蒸気をあげて蒸された米をタンクで仕込む目標温度まで手で撹拌して冷まします。この温度は蔵の持つ計算式で算出されます。今回は13.5度でしたが、これが大変。なかなか温度が下がりません。
自分の手の体感温度が如何にいいかげんか良くわかりました(笑)。

蒸し器で蒸します。蒸気がモクモクあがります。

蒸し器から布に包んで米をタカスへ運びます。ここで広げて冷ますのです。

温度を測ってもらいますが、なかなか冷めません。

作業は子供達もいる中、和気あいあいと非常に楽しく進み、凄く短く感じました。本や雑誌で工程を頭では知っているつもりでしたが、実際に体験してみるとやはり理解度が違います!
そして改めて「これが酒になるのか」とタンクを見ながらしみじみ発酵の不思議さを感じました。

また、どぶろくとは言え自分が関わったお酒を呑めると言うのは、やはりワクワクするのは私だけでしょうか。残念ながら搾りには参加できないので、今から送られてくるのを楽しみに待っています。

なお、仕込み中の蔵ですから、すぐ横にしぼりたてがあったりします。バスで伺っていた私は有り難くメロンの様な香りのしぼりたてを味見させて頂きました。当たり前かもしれませんが、やっぱり美味しかった・・・

自然米を育てる6 〜仕込み編

written byけんけん

けんけんこと、岡 健一郎(おか けんいちろう)です。日本酒を飲み始めて20年。年を追うごとに日本酒が好きになっていき、今では周りの若い人に日本酒を薦めています。普段は全く日本酒とは関係のない仕事をして、夜には呑みに行ったり、家呑みしたりの日々を過ごしていました。また日本酒ラベルのコレクターでもあります。 sakefanサイトをご覧いただいている多くの方と同じ立ち位置からの発信をしていければと思って始めたこのコラムですが、勤めていた会社を辞めて日本酒に関係のある仕事をメインにしていこうと模索している現在です。

Hot Entry

sakefanについて

「sakefan」は日本酒ファンと蔵元をつなぐコミュニティサイトです。
日本酒の楽しみ方提案や、蔵元を中心にした地域の紹介などを通じて、みなさまとともに日本酒業界の活性化を目指していきたいと思います。
Facebookページ共々、ご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

運営者情報

サイト名 
日本酒ファンのための情報サイト「sakefan」
運営会社 
高桑美術印刷株式会社
連絡先  
info@sakefan.net

お問い合わせ

一般のユーザさまへ

記事などのご質問はこちらからお願い致します。

お問い合わせ

蔵元さまへ

FACEBOOKの登録、イベントの告知希望などのお問い合わせはこちらからお願い致します。

お問い合わせ