箸休め

Sake-break

酒米復活物語「雄町」(後編)

2017 12.14

地元の農家で雄町と出会い、たちまち魅了された利守酒造・利守忠義現社長は、その日のうちに、雄町で酒を作ってみたい、雄町米を農家に作ってもらおうと決める。農家に作付けを依頼して一軒一軒回ったものの、初年度に引き受けてくれたのは、25軒中わずか3軒だけだったという。その米を買い上げてスタートを切った。やがて、軽部産雄町の酒米としての質の高さを確信した利守氏は、以降も農家や農協など丹念に説得して回ると、作る農家も少しずつ増えていく。手応えを感じた利守酒造が農家に所得保障などをすることで、一気に作付け農家も増え、本格的に栽培がスタート。1982(昭和57)年には良質米推進協議会が発足。幻の酒米となっていた雄町は、見事に復活を果たした。軽部産雄町を「赤磐雄町米(あかいわおまちまい)®」と命名する。 そんな努力の結果、雄町の良さが広まり、県内各所で作られるようになった。利守さんは、「言ってみれば、生みの親が雄町(村)、育ての親が軽部(村)なんです」と話す。

【English: http://sakefanworld.info/sake-column/omachi-the-story-of-revived-sake-brewing-rice-part2/ 】

利守酒造・利守忠義社長

利守酒造・利守忠義社長

酒米復活物語「雄町」(後編)

written by伝々

【伝々(でんでん)】こと、ライターの伝農(でんのう)浩子です。 音楽雑誌編集部や旅行を扱う編集プロダクションを経てフリーランスに。 国内外を扱うガイドブックで取材スタッフを続けた後、人物インタビュー、中でも日本に住み日本の伝統文化を継いでいる外国人、日本の伝統文化を海外に広めている人などを、また、ビアトリクス・ポターと「ピーターラビット」シリーズなどをテーマに取材、執筆、撮影。 その一方で、1993年から、ある日本酒の会の試飲会を手伝い、幸せそう〜に帰っていく人たちを見送ってきました。数年前からは、日本酒を取り巻く状況もテーマとなっています。 *****過去記事***** 日本酒関係  日本酒以外

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